現内閣総理大臣である岸田文雄さんの長男、総理秘書官を務めていた岸田翔太郎さん。
2023年5月29日に総理秘書官を辞職することが報道されました。
2022年10月4日に総理秘書官に就任してから異例の速さでの辞職となりましたが、これには岸田翔太郎さんがおこした「やらかし」が原因だと思われます。
今回は岸田翔太郎さんがおこした数々の「やらかし」についてみていきましょう。
また、退職後の岸田翔太郎さんについても調べてみました。
岸田翔太郎さんのプロフィールをまとめてみました。
大学卒業後は、三井物産に入社します。
三井物産は日本における五大商社の1つです。
2020年に父親の岸田文雄事務所の公設秘書を務めます。
2022年10月4日に総理秘書官に就任しました。
政治家のエリート家系に生まれ、このまま政治家になると期待されていたことでしょう。
岸田翔太郎さんは2022年10月4日に総理秘書官の内の政策秘書政務官に起用されました。
政策秘書政務官は官邸と与党との連絡や与党幹部、地元支持者らとの面会、夜の会食の設定などを任され、文字通り政務=政治を補佐する立場になります。
若干31歳という若さで政策秘書政務官の起用には多くの反対がありました。
政策秘書政務官は、首相秘書官の筆頭格であることから、「首席秘書官」とも呼ばれています。
「首席秘書官」はいわゆる首相の「懐刀」です。
首相の全てを把握して、政界を乗り切るための知識と人脈が必要となってきます。
これまでの多くはベテラン秘書やキャリア官僚などが務めてきました。
しかし、岸田文雄首相は公設秘書歴3年の岸田翔太郎さんを起用しました。
また、後見人役である自民党副総裁の麻生太郎さんに相談もなしに起用したとのことです。
最初から反対されると思って相談しなかったのでしょうか。
これは「身内人事」と言われても仕方ありません。
岸田翔太郎さんのやらかしエピソードの1つがハニートラップにかかり情報漏洩していたのではないかというものです。
これは岸田翔太郎さんが総理秘書官に就任してから、フジテレビにいち早く情報が伝わっているという報道がありました。
どうやら岸田翔太郎さんがハニトラにかかり、フジテレビの女性記者に情報を漏洩しているのではないかと言われています。
これに対して国民から批判の声が出ています。
永田町は岸田翔太郎さんがハニトラにかかり情報漏洩していることを否定しました。
「ライバルメディアの腹いせ」と事実をしていますが、定かではありません。
もちろん疑惑の域を出ませんが、フジテレビがどこよりも早くスクープとして情報をつかんだのは事実です。
ちなみに、岸田翔太郎さんと関わったとされるフジテレビの女性記者は「長島理紗」さんという話が出ています。
長島理紗さんはフジテレビ政治部に所属し、総理番記者を務めています。
岸田翔太郎さんのやらかしエピソードの2つ目が公用車で観光をし、アルマーニのお土産を購入していたというものです。
岸田文雄首相は2023年1月9日から欧米5か国を訪問しました。
岸田翔太郎さんも随行していますが、なんでも英国で公用車に乗り観光していたとスキャンダルとして話題になりました。
しかし、木原誠二官房副長官はこの行動に問題はないと回答しています。
なんでも
「首相の対外発信に使用する街の風景やランドマークの外観撮影をしていた」
ということです。
また、岸田翔太郎さんは公務中に公用車に乗って買い物をしていたということも問題視されています。
というのも、英国の高級百貨店「ハロッズ」にて高級イタリアブランドのジョルジオ・アルマーニのネクタイを購入していたからです。
これに岸田文雄首相は
「秘書の業務として、官僚に対してのお土産を買っていた」
と説明しています。
いずれも否定していますが、かなり無理をしているのを感じます。
そもそも、疑惑として報道されてしまうあたりおかしな話ですね。
官僚としての自覚が問われてしまうやらかしだったと思います。
岸田翔太郎さんのやらかしエピソードの3つ目が、首相官邸で忘年会をした公私混同です。
2023年5月24日配信された文春で、2022年末に開かれた忘年会で撮影したと思われる首相官邸で公私混同の悪ふざけ写真が流出しました。
年末と言えどはめを外しすぎましたね。
首相官邸に来客はあることですが、それは職務であることのみです。
厳正な場所をこのように公私混同した行動に非難が集中するのも仕方ないことですね。
この写真は流出されたとあって、流出自体が許されることではありませんがそれを許してしまったあたり岸田翔太郎さんはわきが甘いと感じます。
2023年6月1日で辞任することが発表された岸田翔太郎さん。
退職金は受け取らないと報道がありました。
しかし、世間の目は退職が6月1日付ということで
ボーナス全額もらう気では?
という点に着目してネット上では非難の声が多く見受けられました。
また、総理秘書官を辞める岸田翔太郎さんですが今後は岸田文雄首相の事務所で秘書として働くという情報がありました。
最後まで首相である父親に後始末をさせています。
首相の息子として、もっとふさわしい立ち振る舞いをしてほしかったですね。
岸田翔太郎さんのやらかしエピソードをまとめてみました。
優秀な人物だっただけに、このような結果になったのは少し残念ですね。
しかし、首相の息子、官僚としての自覚が足りなかったのも事実です。
これから岸田翔太郎さんがどのような言動をとるのか注目です。